標本

生育環境

MP-0003 / 0024 — ムラサキ科(Boraginaceae)
Heliotropium foertherianum Diane & Hilger
和名:モンパノキ
銀白色の毛に覆われた海辺の樹木。コルク質の果実が海流に乗って海を渡ります。
分布
西インド洋から東南アジア、太平洋の島々まで、熱帯インド洋・太平洋の海岸に広く分布します。琉球列島は分布の北限に近い地域です。
生育環境
砂浜や岩場の海岸、海岸林の海側の縁。満潮線より上の場所に生育します。
形態
幹が曲がり、樹冠を広げる低木から小高木。葉は枝先に集まり、倒卵形で、柔らかな銀白色の絹毛に密に覆われています。小さな白い花は、巻いたさそり形の花序につきます。果実はコルク質の核果です。
植物学的特徴
コルク質で浮力のある果実は、海流によって運ばれます(海流散布)。この性質が、広い海域に分布している理由です。銀白色の毛は、海岸の強い日射や塩分から葉を守る働きをします。以前は Tournefortia argentea として扱われていました。
典拠
分類・分布は Plants of the World Online(キュー王立植物園)、YList(米倉・梶田)および地域植物誌に拠り、取引状況は CITES Species+ を参照しています。記述は暫定的なものであり、標本の確認にあわせて改訂します。
