標本

生育環境

MP-0002 / 0024 — イグサ科(Juncaceae)
Juncus decipiens (Buchenau) Nakai
和名:イグサ
畳表の素材となる、円柱形で髄の詰まったイ草。暮らしに織り込まれてきた湿地の草本です。
分布
日本、韓国、中国、台湾を含む東アジアに広く分布し、日本では畳表の原料として栽培されています。
生育環境
湿った草地、湿地の縁、水田の畔など、常に湿った開けた土地。
形態
密に株立ちする多年草。直立する細い円柱形の稈(かん)には、連続した白い髄が詰まっています。葉は基部の鞘に退化しています。最下の苞が稈の延長のように伸びるため、花序は稈の側面から出ているように見えます(偽側生)。
植物学的特徴
畳や敷物の原料として、何世紀にもわたって栽培されてきました。髄の詰まった円柱形の稈が、乾燥後の香りと弾力の土台になっています。
典拠
分類・分布は Plants of the World Online(キュー王立植物園)、YList(米倉・梶田)および地域植物誌に拠り、取引状況は CITES Species+ を参照しています。記述は暫定的なものであり、標本の確認にあわせて改訂します。
