標本

生育環境

MP-0004 / 0024 — チャセンシダ科(Aspleniaceae)
Asplenium antiquum Makino
和名:オオタニワタリ
漏斗状に広がる葉の株が、森の樹上で自らの土をつくるシダ。
分布
日本南部(本州南部、四国、九州、琉球列島)、韓国(済州島)、台湾、中国南部。
生育環境
湿潤な森林や海岸近くの林。樹の幹や岩の上に、着生または岩上生として育ちます。
形態
単葉で披針形、縁が波打つ葉をロゼット状に広げる「鳥の巣型」のシダ。中肋は黒っぽく、葉の長さはふつう50〜100cm。胞子嚢群は線形で、葉裏の側脈に沿ってつきます。
植物学的特徴
漏斗状の株が落ち葉を受け止め、腐植をためることで、樹上に自分の土壌をつくります。琉球列島には似たタニワタリ類が複数あり、野外での同定は胞子嚢群や胞子の特徴に頼ります。
典拠
分類・分布は Plants of the World Online(キュー王立植物園)、YList(米倉・梶田)および地域植物誌に拠り、取引状況は CITES Species+ を参照しています。記述は暫定的なものであり、標本の確認にあわせて改訂します。
